lexdiffとは
lexdiffは、日本の法律の改正履歴をGitHub風の差分表示で可視化するオープンソースプロジェクトです。
法律が「いつ・どこが・なぜ変わったか」を誰でも直感的に追えるようにすることを目指しています。 e-Gov法令APIから条文データを取得し、改正前後の構造的な差分を計算して表示します。
なぜGitHub風なのか
ソフトウェア開発では、コードの変更履歴を差分(diff)で確認することが日常的に行われています。 「何が追加され、何が削除されたか」が一目でわかるこの仕組みは、実は法律の改正にもそのまま当てはまります。
lexdiffでは、この考え方を法令に適用しています:
改正履歴に「法律」が並ぶのはなぜ?
日本の法律を改正するには、改正するための新しい法律(改正法)が必要です。 たとえば民法を変えたいときは、「民法等の一部を改正する法律」という別の法律案を国会に提出し、審議・可決する必要があります。
つまり、lexdiffの改正履歴に並んでいる一つ一つの項目は、それ自体が独立した法律です。 GitHubでいえば、コミットメッセージどころかコミットそのものが一つの法律文書になっている — それが日本の法改正の仕組みです。
仕組み
1. 法令データの取得
e-Gov法令API(Version 2)から、任意の時点における法令の条文を取得します。 このAPIはデジタル庁が提供しており、認証不要で利用できます。
2. 構造的な差分の計算
改正前後の条文をXML構造(条・項・号)のレベルで比較し、 追加・変更・削除された条文を特定します。
3. AIによる注釈の生成
Claude(Anthropic社)を使用して、改正の概要と各条文の変更内容をわかりやすく要約します。 要約プロンプトはすべてオープンソースで公開しています。
AI利用に関する注意事項
改正の概要・条文の注釈はAIが生成しています。すべての要約はClaude AI(Anthropic社)によって事前に生成されたものです。 原文の意図を正確に反映することを目指していますが、誤りや省略が含まれる可能性があります。
条文の差分(diff)はプログラムによる機械的な比較です。diff自体にはAIは関与しておらず、e-Gov APIから取得した法令データを構造的に比較した結果です。
提出者・大臣名は法案提出当時の役職です。改正履歴に表示される大臣名や役職は、その法案が国会に提出された時点のものです。 現在の役職とは異なる場合があります。情報はNDL国会会議録から自動抽出しています。
正確な内容は必ず原文でご確認ください。各ページにはe-Gov法令検索への原文リンクを掲載しています。 重要な判断の根拠にする場合は、必ず原文をご参照ください。
データソース
デジタル庁 — 法令の条文データを構造化されたJSON形式で提供。時点指定による過去の条文取得に対応。
法令データは著作権法第13条により著作権の対象外です。 AI生成コンテンツは「Claude AI(Anthropic社)による要約」として明示しています。
よくある質問
AIによる要約のため、誤りや省略が含まれる可能性があります。重要な判断の根拠にする場合は、必ずe-Gov法令検索の原文をご確認ください。各ページには原文へのリンクがあります。
e-Gov法令APIから改正前後の法令データを取得し、条・項・号のレベルで構造的に比較しています。テキストの単純な文字比較ではなく、法令XMLの構造を理解した差分計算を行っています。
e-Gov法令APIで公開されているすべての法律が対象です。現在はデモとして主要な法律を掲載していますが、今後対象を拡大していく予定です。
lexdiffは独立したプロジェクトですが、同じ開発者による姉妹プロジェクトです。OpenGIKAIは国会審議・首相記者会見・政府審議会などの公的な議論の内容を、lexdiffは法律の条文変更をそれぞれ可視化しています。将来的には相互リンクによる連携を予定しています。
GitHubで全ソースコードを公開しています。データ取得・差分計算スクリプト、AI要約プロンプト、フロントエンドのすべてが含まれます。
オープンソース・透明性
lexdiffは公共財として運営されています。以下をすべてGitHubで公開しています:
- e-Gov APIからのデータ取得ロジック
- 条文の構造的差分計算アルゴリズム
- AI要約生成のプロンプト全文
- フロントエンドのソースコード
関連プロジェクト
ライセンス
ソースコードはMITライセンスで公開しています。 法令データは著作権法第13条により著作権の対象外です。 AI生成要約は「Claude AIによる要約」として明示しています。